兵どもも夢のあと
2009.3月の『ワイン会』後記
2009年3月21日(土)


シャブリ 2005 / ドメーヌ カミュ

入荷したての頃は、酸が支配的でしたが、果実味が開いてきていました。蜂蜜、レモンなどのような柑橘系の香り。ずんぐりとしたミネラルを感じるような一流畑のものではありませんが、程よいミネラリー感と酸味が全体を引き締めます。なんと、エレガントなことか!
トスカーナ シャルドネ 2006 / サンジェルヴァジオ

今回で3回目の造りとなったサンジェルヴァジオのシャルドネです。過去2回も完璧なバランスでしたが、今回も素晴らしい出来となりました。¥3150程度のイタリアの白ワインでこれ以上のものは知りません。前のシャブリよりボリューム感と樽香があります。両方とも産地の特徴が出ており、シャブリとトスカーナ良い飲み比べとなりました。
ブルゴーニュ 1997 / ドメーヌ ルネ・ルクレール

単なるACブルゴーニュですが、飲み頃がバッチリでした。果実味も甘く、熟成によるタニンの滑らかさや若干の森の下草の香りも出て来ていました。やはり、ブルゴーニュは、熟成させて飲むものですね。しかし、このクラスでも熟成に12年かかっています。グラン・クリュは、何年かかるんだか!?
ジュヴレ・シャンベルタン 2004 / アラン・コルシア コレクション(ルネ・ルクレール)

アラン・コルシア コレクションのジュヴレ・シャンベルタンです。造り手は、上記と同じルネ・ルクレールです。以前に2002年も飲んでいますが、2004年は堅い。ヴィンテージの特徴かも知れませんが、肉付きは同じ位なのですが、2002年の方がふっくら感、やわらかさがありました。充分なポテンシャルを感じるワインなので、もう少し熟成させた方が良いですね。
リショット・シャンベルタン 1994 / フェデリック・エスモナン

やはりグラン・クリュ畑、鉄っぽさ、イチジク、なめし革など一番複雑な香りがあります。力強さより、エレガントで非常に繊細なタイプです。オフヴィンテージと言えども、まだ若いのだろう。もう少し熟成させれば、なめし革の香りなども強く薫ってきそうである。これも、もう少し待ちたい。

総論

 今回は参加者は少なかったものの、残ったワインは、どれもデキャンタに1〜2cm程度でした。各ワインの感想は、気難しいように書いてしまうが、やはり熟成させた良いワインは、美味しい!いつの間にか、減ってしまう。人間の舌は、正直ですね。